JAいしのまき河北蔬菜部会は10月26日、12月出荷用のレタスの現地検討会を行いました。部会員や関係者ら6人が参加し、北上地区のほ場4箇所を巡回して生育状況と今後の管理方法などを確認しました。
今年は、台風の被害もなく気温も安定しており、生育は順調。定植後間もない圃場では害虫の発生が見られたので防除方法を確認しました。
講師の石巻農業改良普及センター先進技術第二班の今野誠技術主幹は「結球前はハウス内の温度を低めに調整し、適度に寒さにあてて軟弱化を防ぐ。結球期に入ると凍害を受けやすくなるので夜間は保温する。冬本番のこれからは生育ステージに合わせた温度調整に注意が必要」と今後の管理について話しました。
同部会のレタス生産は2法人と1人が23㌃で栽培。12月上旬から1月下旬まで収穫・出荷が行われ、最盛期は1月上旬頃に迎える見込みです。目標出荷量7㌧の達成を目指して、適期作業に努めて高品質なレタスの安定した出荷に取り組んでいきます。