上品山牧場で10月29日、161日間の放牧期間を終えた繁殖雌牛(黒毛和牛種)29頭が元気な姿で畜産農家のもとに戻りました。
同牧場は放牧面積33㌶、採草地14㌶を持ち、今年度は石巻市内の畜産農家9戸から29頭が5月21日から入牧していました。JA職員や牧場関係者らが協力して、たくましく、健康的に育った牛をトラックへ誘導。10頭が出産などのため、すでに途中退牧し、この日は19頭がわが家へ帰宅しました。
放牧は畜産農家の経費や労力軽減を目的に毎年行われています。日光浴や自由に運動することで、余分な脂肪が落ち、足腰が強くなり健康増進やストレス解消になり受胎率の向上を図ることが期待できます。