農業への関心と食の大切さを学んでもらおうと、JAいしのまき青年部石巻地区は10月28日、石巻市蛇田で石巻市立向陽小学校の5年生73人と5月に児童たちが手植えした「みやこがねもち」の稲刈りを行いました。
小林真之介部長が稲を刈る時の注意点やコツを説明した後に実際に稲を刈り、手本を示しながら指導しました。児童たちは片手で稲をしっかり掴み、慎重に鎌を使って稲を刈っていきました。
稲刈り後、部員が児童に「今日はもち米だったけど、みんながいつも食べているお米は刈り取った後、脱穀などさまざまな工程を経て、ご飯になるんだよ」と食卓に届くまでの流れを説明し、児童たちは「ご飯になるまで時間がかかるんだ」「農家の人たちのすごさが分かった」と目を丸くしていました。
刈り取った稲は部員たちが脱穀等の作業を行い、玄米にして学校へ渡す予定です。