JAいしのまきやもといちご生産組合が栽培するイチゴが11月中旬から収穫が始まる予定です。今年は一部のほ場に病害虫が見られましたが、9月の定植以降は天候に恵まれ、順調に生育しています。生育はやや前進傾向にあり、収穫予定日は例年より1週間程度早くなると予測されています。
同組合は昨年より3㌃増の166㌃で「とちおとめ」と「紅ほっぺ」を7人で栽培しています。今年は目標出荷量85㌧を目標に掲げ、仙台あおば青果や丸果秋田県青果に出荷する予定です。
同組合の齋藤大樹組合長は「今年も生育は順調に進み、高品質なイチゴを出荷できそうだ。最後まで力を抜かず、管理を徹底して、安定した出荷に取り組んでいきましょう」と話しました。
11月4日の現地検討会には10人の組合員が参加し、生育状況と今後の管理について確認しました。
講師の石巻農業改良普及センター先進技術第二班の今野誠技術主幹は「今後、さらに寒さが増してくる。電照や炭酸ガスなど管理方法を切り替える時期なので、適切な方法を見極め、温度管理を行ってほしい」と呼びかけました。