JAいしのまきは、令和元年12月以来となる「産直市」を11月6日、JA西農業倉庫前で開きました。約2年ぶりの開催となった「第33回産直市」では、旬の新鮮な野菜や令和3年産環境保全米「ひとめぼれ」「ササニシキ」、宮城県産黒毛和牛などを販売し、多くの来場者でにぎわいました。

販売開始時刻と共に長蛇の列ができた県産黒毛和牛の販売ブースでは、約30分で用意した約400パックが完売。JA直営の直売場4店舗も出店し、地元産の新鮮な野菜や手作りのお総菜を求めて、たくさんの来場者が販売ブースの前で足を止めました。
他にも、太田俊治さんが約15年かけて品種改良に取り組み、完成した新品種「瑞穂の夢」とその父品種である「ササシグレ」の試食が行われ、試食した人から高評価を獲得しました。
休憩スペースでは多くの来場者が数量限定で無料配布された、ものう味噌を使った豚汁といしのまき産新米のおにぎりを味わい、舌鼓を打っていました。
来場者は「開催を心待ちにしていた。たくさん購入して、家族でおいしいものを堪能したい」「にぎわっている様子を見ると、活気が戻ってきているようでうれしい」などと久しぶりの開催を喜ぶ声が多数聞こえました。
産直市は、いしのまき地域で生産された農畜産物への理解や地域農業に対する関心を深めていくことを目的に2011年から「農畜産物復興市」の名称でスタート。その後、「産直市」に名称を変更し、定期的に開催しています。