JAいしのまき女性部矢本地区と矢本地区笑菜会(矢本地区フレッシュミズ会)は子供たちに食の大切さを伝えようと、東松島市立矢本中央幼稚園で20年以上に渡って、取り組んできた食育活動に終止符が打たれました。
同園は来年3月で閉園を迎え、最終年度となる今年は部員が畑の先生として夏野菜の苗植えも行うなど園児と積極的な交流が図られました。
11月12日、同園の園児12人に部員が育てた野菜とお米を使ったカレーライスを振る舞いました。園児は部員が作った野菜たっぷりのカレーライスが配られると「おなかすいた~。おいしそう!」と待ちきれない様子で目を輝かせていました。いただきますの挨拶と同時に夢中でカレーライスを頬張り、弾けるような顔で沢山おかわりをしました。
食べ終わった後、園児から歌のプレゼントをされると部員の目から涙がこぼれました。
同地区の最上とよの部長は「これからも形は変わっても地域への食育活動は続けていきたい」と話しました。