JAいしのまき女性部桃生地区は11月19日、石巻市立中津山第一小学校の2年生15人に6月に播種した大豆「タンレイ」の脱穀作業を指導しました。
同部の髙橋千代恵さんと佐藤富久子さんが講師となり、半分ほど水が入ったペットボトルを使って脱穀するやり方を見せました。収穫したばかりの大豆のさやを叩くと、弾けるように大豆が飛び出し、児童たちはその様子をとても興味深そうに見ていました。児童たちも持参したペットボトルを使い力一杯さやを叩き、次々に大豆を取り出していきました。児童は「大人になったら畑で大豆を作りたい」「一杯取れるから、楽しかった」と笑顔で話しました。
収穫した大豆は、昨年コロナ禍で開催を中止した豆腐作りを、来年1月末頃に行う予定です。
同部の髙橋さんは「緑色のまま収穫したものはエダマメになり、乾燥したものは大豆になるなど、子どもたちには育てていく中での変化をしっかり学んで欲しい」と話しました。
また、育てた大豆のうち約半分を8月にエダマメとして味わいました。
同地区女性部は、今後も食や農の魅力を、次世代を担う子供たちに伝える食育活動を積極的に展開していきます。