石巻市農業担い手センターとJAいしのまきスリムねぎ部会が協力し、石巻市とスリムねぎの魅力を発信し担い手確保につなげるため、スリムねぎを全身で体感する1泊2日の農体験「石巻百姓塾スリムねぎ農家になる?」を11月20日~21日に行いました。「農」に興味のある5人が参加し、スリムねぎ栽培の体験、スリムネギ料理を味わうなどスリムねぎづくしの2日間を過ごしました。
同部会は更なる生産量の増加と新たな担い手を育成する為、スリムねぎ部会青年部が中心となり、行動を起こしました。
初日は、スリムねぎ農家を見学し、各々のこだわりなどを学びました。その後、ハウスで耕起・播種・水やり・収穫の4つの作業を体験しました。電動アシスト付きの播種機を使った作業では、押す力の少なさに参加者は「軽い、これなら女性でも簡単にできる」と驚いていました。
21日には出荷作業や調整作業を体験し、地元の飲食店でスリムねぎを使ったピザを味わい、最後にスリムねぎの将来について全員で考え、スリムねぎづくしの2日間が終了しました。
埼玉県三芳町に住む渡辺翔也さんは「農業に興味があり、地方への移住を考えていた。実際に作業を体験し、作っている人達のことを知ることで、自分がこの地で、農業に取り組んでいる姿をリアルに思い浮かべることができた。前向きに就農を検討していきたい」と話しました。