JAいしのまきやもといちご生産組合は12月7日、東松島市小松のやもと青果物集出荷センターで出荷査定会を開きました。8日から始まった業務用出荷と12月下旬のクリスマス商戦と需要最盛期に向け、出荷規格や今後の管理方法を確認し、品質の向上と統一を図ることを目的に組合員15人が参加しました。
今年は一部のほ場に病害虫の発生が見られましたが、9月の定植以降、天候に恵まれ気温も安定していたことから順調に生育し、例年より約1週間程度早い11月9日から出荷が始まりました。
同組合の齋藤大樹組合長を中心に現物と出荷規格表を用いてパッケージごとに1つ1つ丁寧に詰め、異物混入がないかを目視し、粒がそろった良いパック詰めにするよう確認し合いました。
齋藤組合長は「これからクリスマスや年末年始とイチゴ需要が高まる時期を迎える。天候や気温を考慮した収穫を行い、大きさや形など1つ1つ確認することで、おいしいイチゴを出荷しましょう」と話しました。
同組合は今年、7人が「とちおとめ」や「紅ほっぺ」を約166㌃で栽培。目標出荷量85㌧を目指し、6月中旬まで出荷を行う予定です。