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イチゴ名人から学ぶ/児童たちに生産者の声とイチゴを届ける

パックの裏側までしっかり確認していることを伝える組合員

 東松島市で栽培しているイチゴとその生産者について学ぶため、東松島市立矢本西小学校の3年生56人が12月15日、東松島市小松にあるやもと青果物集出荷センターで校外学習を行いました。同地区でイチゴを栽培するJAいしのまきやもといちご生産組合の組合員らが児童の目の前で実際に出荷作業や品質検査を行いながら、イチゴについて説明しました。

 これは、授業の一環として児童たちが、同市で栽培されている野菜や果物を調べた際、イチゴを栽培していることを知り、イチゴについてもっと知りたいという児童たちの強い要望を受け、同組合の協力のもと今年初めて企画されました。

 質疑応答では、児童からの「見ただけで、なんの品種か分かるんですか」や「多い時どのくらい出荷していますか」などの質問に対し、組合員らは「イチゴは200種類以上の品種がありますが、矢本で作っているイチゴであれば、形や大きさなどから分かります」「2・3月がイチゴの最盛期で、1日約1500パックを出荷します」と回答しました。

 同組合は児童たちに「とちおとめ」20パックをプレゼントしました。同組合の齋藤大樹組合長は「私たち生産者は皆さんが『おいしい』と感じるイチゴを作るため、日々努力して、栽培しています」と語りました。

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