JAいしのまきは地元の農畜産物の魅力をより多くの人に発信しようと12月15日、石巻市あゆみ野の石巻合同庁舎で行われた「みやぎ水産の日」展示販売会で石巻市河北地区の伝統野菜「河北せり」を販売しました。
「河北せり」は昨年12月に宮城県内の青果物としては初となる、地域の農林水産物や食品の名称を保護する地理的表示(GI)保護制度に登録されました。
JAブースには、今が旬の「河北せり」を求めて大勢が足を運び、購入者は「今夜早速、セリ鍋で食べたいと思う」「この時期しか味わえない季節の品を堪能したい」と話しました。
会場では他にも、ホヤやカキなどの県内水産物が数多く販売され、賑わいを見せました。
「みやぎ水産の日」とは、県内で獲れる水産物や水産加工品を地域住民に広く知ってもらい、県内水産物の消費拡大につなげるため、県が第3水曜日に制定し、県内各地でPR活動を展開しています。
現在、石巻市では「石巻せりフェア」を開催中。市内の参加店舗は2月28日まで「河北せり」と県産水産物を使った鍋料理などを提供しています。
同JAは今後も、地元産農畜産物の魅力を多方面に発信していき、消費拡大を目指し、さまざまなことに取り組んでいきます。