
JAいしのまきスリムねぎ部会は1月25日、桃生中央支店で第28回通常総会を開きました。部会員27人が出席し、コロナ対策を徹底した上で、令和3年度の事業報告や令和4年度の事業計画の2つの議案について協議して、すべて可決されました。
第2号議案の「令和4年度事業計画及びに収支予算設定」では、今年度も安心・安全・良品質を軸として、コロナ禍で変化する消費者ニーズに対応しながら、品質の更なる向上を目指し、スリムねぎのブランド力向上に努めていくことを確認しました。生産量拡大のための主な事業計画は、坪当たり9.1㌔以上の目標収穫量の確保や新規部会員の加入推進と栽培面積の拡大などを挙げました。
同部会は28人が「若殿」などの品種を約13㌶で栽培し、通年出荷しています。今年度は昨年度の販売数量約294㌧を上回る目標販売数量350㌧の達成を目指します。
昨年は担い手確保につなげるため、石巻市農業担い手センターと共にスリムねぎ農家体験イベントの企画開催や毎年恒例の小学生への食農教育など積極的にスリムねぎの魅力を発信しました。今年度も情勢を鑑みながら、さまざまな活動を通じて、その魅力をたくさんの人に届けていきます。
佐藤勝成部会長は「コロナ禍で消費が落ち込み、厳しい一年となりましたが、今後も部会員同士で助け合い、安全・安心・良品質のスリムねぎを栽培し、目標の販売数量350㌧を達成しましょう」と鼓舞しました。