今月16日に発生した福島県沖を震源とする最大震度6強を観測した地震でJAいしのまき管内でも農業倉庫の米袋やフレコンが大きく荷崩れ、建物や周辺に亀裂が入るなど各地区で被害が確認されていましたが同JAは復旧スケジュール作成を急ピッチで進め、24日から職員を動員し復旧作業にあたっています。
JAグループ宮城は、29日から被害が最も深刻な河南低温農業倉庫(石巻市和渕)に10人で支援隊を編成し早期復旧を目指し同JA職員と共に作業にあたっています。
JAグループ宮城の支援隊は、29日から4月8日まで延べ65人を派遣する予定。
倉庫内のはい崩れ修復作業に参加したJA中央会組織対策部の武田正裕教育担当部長は、「被害に唖然とするばかりです。少しでも復旧のお役に立てたらとの思いです。今後も継続して作業にあたります」と話しました。
同JAの山﨑和明営農経済担当常務は、「JAグループ宮城の支援に対して、2年連続で業務の忙しい時期に対応していただき、ただただありがたく感謝を申し上げます。慣れない作業になると思いますから、怪我などには十分に注意して対応いただきたい」と述べました。
同JAは、これからも一日も速い復旧に向けへ対応していきます。