JAいしのまきは女性職員のリーダーとしての意識を

養成しようと、2016年度からエンパワーメント研修に取り組んでいます。国の「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」が制定されたことを受け、将来女性管理職になり得る職員を育成します。対象は、金融・共済、営農部など各部門から選抜された10人の女性職員。全5回のカリキュラムを経て、リーダーとしてのあり方を学びます。
講師は㈱S&M企画プランニング代表取締役の村上伸子氏が務めます。7月7日、JA河南支店で「リーダーとしての考え方と心構え」と題し、第1回目の講義を行いました。接遇指導では2班に分かれ、あいさつやお辞儀のロールプレインングを行い、互いに評価。村上氏は「点数を付けることで改善点が明確になり、目標を持つことができる」と説明しました。そのほかにも、正しい情報伝達の方法やクレーム対応などの基本事項に加え、後輩・若手の育成指導として人材発掘のポイント、相手のタイプに合わせた対応方法などを講義しました。
参加した職員は「なるほどな、と思う話がたくさんあった。基本的なことを改めて学ぶことができた」と話しました。
JAの新田静志専務は「厳しい農業情勢の中、今後は女性の力が必要になってくる。研修を通して意識改革に努め、大いにパワーアップしてJAに貢献してほしい」と激励しました。
次回は8月で、「女性リーダーとしての意思決定、判断力の養成」をテーマに行います。