JAいしのまき女性部桃生地区は7月7日、石巻市

立桃生小学校の3年生26人と梅干し作りを行いました。同地区が提供した青梅と赤シソを使って郷土の食材について学ぼうと、同校が9年前から取り組む恒例行事。同市桃生町で古くから栽培される梅を使い、梅干しの作り方や歴史、種類などについて学びました。
当日はシソに塩を揉む作業を体験し、同地区の渡邊ひろ子さんは「始めに出てくる灰汁をちゃんと捨てることがポイント」と説明。児童たちは手を真っ赤にしながら作業を楽しんでいました。
児童らは「1本の木から梅は何個取れますか」「梅は何種類ありますか」などと、部員に活発に質問し、興味を示していました。
同校の教諭は「先人の知恵を学びながら、地元食材の魅力に気づいてほしい」と話しました。
今後、夏休み前に土用干しを行い、11月頃に完成する予定。おにぎりの具材にして味わいます。