7月15、16日の大雨で農地が冠水した影響で、JAいしのまき管内の加工用ジャガイモは、収量が計画の8割程度落ち込む見込みとなりました。
管内では今年、カルビーポテト㈱との契約栽培で、農事組合法人おおしお北部、㈱めぐいーと、㈱入沢ファームの3法人が合わせて36㌶に作付けし、1076㌧の収穫を予定していましたが、大雨の被害を受け、215㌧程度まで減収となる見込みです。
JA担当職員は「来年度に向けて、排水の良い圃場づくりはもちろんのこと、土質や冠水しにくい圃場を吟味して選定していく必要があると感じた」と次期作について話しました。
7月22日、JA宮城中央会と県農協政治連盟は、生産資材高騰や大雨被害対策を地元選出の与党国会議員に対し、東京都内で即効性のある緊急対策を強く求めました。
大雨の被害で収量8割減/ジャガイモに打撃
2022.08.15