JAは17日までに、管内の水稲7090ヘクタールで、カメムシの一斉防除を実施しました。
無人ヘリコプター21機に加え、これまでで最多のドローン(小型無人飛行機)13機が出動し、早朝から作業を進めました。当日の天候や周辺の環境に配慮して、栽培区分や品種など確認しながら、地域ごとに適期に行いました。
カメムシは、イネ科雑草に多く発生、出穂と同時に水田に移動し、糊熟期までの長期間にわたり穂を加害。カメムシ類の被害である斑点米は品質・等級の低下を招くことから、適期防除が重要となります。カメムシ被害を最小限に抑えることで、高品質で良食味な米を生産することができます。
無人ヘリコプターによる作業のほか、最近は取得の手軽さもあり、ドローンを使用した散布も行っています。