
石巻市桃生町で9日、親子ら約30人が、昔ながらの稲刈りを体験しました。
子供たちに農業の楽しさを知ってもらおうと、JAいしのまき女性部桃生地区と石巻市神取の㈲アグリサービス髙勝、石巻市農業委員会女性部が主催し、今年で8回目。
親子らは、前日の雨でぬかるんだ圃場(ほじょう)に入り、足を取られながらも稲を刈り取りました。参加した子供は「最初はドキドキしたけど楽しかった」と話しました。
JA女性部の髙橋千代恵さんは「天候の心配があったが、無事に開催できてよかった。子供たちに自然の気持ちよさや食材がどのようにして作られているのか、学んでもらえたらうれしい」と話しました。
JA女性部は、コロナ感染に注意し野外での農業体験の実施や地域の伝統料理を次の時代を担う子供たちにつなげていく活動を展開することにしています。