JAは17日に石巻市桃生町の桃生低温倉庫で2022年産大豆の初検査を行いました。同地区の農業法人3組織が生産した「タンレイ」約56.7㌧を検査しました。1等は22.5㌧、2等は18㌧、3等は7.2㌧、特定加工9トンで、1、2等比率は71.4%となりました。
今年は7月15日の大雨で冠水被害があり、収量に影響があったものの、紫斑粒や虫害粒などの被害粒はほとんど見受けられませんでした。
JA営農部米穀課の亀山宏道課長は「豪雨で冠水被害を受けた地区は収量の低下が予想される。調製を丁寧に行い、異物混入などが無いよう指導を徹底したい」と話しました。
JA管内の大豆作付面積は2307㌶で、「タンレイ」が961㌶、「ミヤギシロメ」が1190㌶、「タチナガハ」が156㌶となっています。
検査は、JA管内の各地で随時始まり、2月末まで続く予定です。