
JAやもといちご生産組合は9日、東松島市のやもと青果物集出荷場で出荷査定会を開きました。出荷最盛期に向け、出荷規格や市場情勢、今後の管理方法などを確認し、品質の向上と統一を図りました。
組合員13人が参加し、同組合の阿部良之組合長を中心に現物を用いて、イチゴの詰め方や1パック内の大きさをそろえることを確認し、異物や病害虫の混入がないよう細心の注意を呼びかけました。
今年は病害虫の発生がほとんど見られず、順調に生育し、出荷は11月12日から始まっています。
阿部組合長は「クリスマスや年末年始などイチゴの需要が高まる。丁寧な作業を心がけ、消費者に高品質な矢本のイチゴを届けたい」と話しました。
同組合は今年6軒が「とちおとめ」や「紅ほっぺ」を約154㌃で栽培。目標出荷量86㌧、販売金額1億円を目指し、6月中旬まで出荷する予定です。