JAは9日、2022年度新採用職員と有期職員ら10人を対象に、認知症サポーター養成講座を本店で開きました。認知症サポーターを養成し、業務や日常生活に生かすのが目的です。
講師にJA宮城中央会組織対策部の阿部真理子次長を招き、認知症の原因や症状などの基本知識、認知症の人と接する際の適切な対応方法などを学びました。
阿部次長は「認知症で一番つらいのは本人。コミュニケーションをとり、寄り添うことが大切」と話しました。
受講した職員は「認知症について、より知識を深めるこができた。高齢のお客様もいるので、今日学んだことを生かしていきたい」と話しました。
JAは、2017年から年1回、同養成講座を開いており、全職員が受講。延べ約630人が認知症サポーターになっています。地域貢献活動の一環として、2017年に石巻市・東松島市・女川町と「高齢者地域見守りに関する協力協定書」を結んでおり、日頃から見守り活動を行なっています。