JA転作部会矢本支部は4月7日、2023年産大麦の第2回現地検討会を開きました。今年は温暖な気候により、生育は平年より早まっています。
部会員や関係者ら合わせて17人が参加し、東松島市の圃場4カ所を巡回しました。
JA職員と石巻農業改良普及センターの職員らが、幼穂の長さを計測し、減数分裂期を判断して、生産者に追肥時期などを指導しました。
石巻農業改良普及センターの大泉武士技師は「圃場(ほじょう)の生育状況や天候に合わせて、適宜追肥や排水対策、雑草防除を行なってほしい」と呼びかけました。
同部会の川村勝雄副部会長は「生育は順調。このまま順調に生育するよう肥培管理に努めていきたい」と話しました。
同支部は、生産組合と法人合わせて4組が「シュンライ」や「ホワイトファイバー」など3品種の大麦を78㌶で栽培。10㌃あたり500㌔を掲げ、高品質・多収量生産を目指します。