利用者に畑を貸し出し好きな野菜を栽培してもらい、農業に関心をもってもらおうと4月8日、東松島市大曲の圃場で2023年度アグリチャレンジ農園の開講式と第1回栽培講習会を開きました。新規10組を含む35組88人と過去最多の申し込みとなりました。
開講式では遠山和之営農企画課長が「どんな野菜が作れるか、楽しみや不安があると思うが、この場をコミュニティの場として、一年間野菜栽培を楽しんでほしい」と激励しました。
栽培講習会では、JA職員が展示圃で野菜作りの基本となる畝立てとジャガイモの定植を指導しました。茎のついていた部分から種芋を縦に切ることや、溝を掘った所に30㌢間隔で芽出ししたジャガイモの芽を上にして植えることなどを実演しました。
初めての参加者は「何を植えたらいいか分からないが、相談して教えてもらいながらできると思い申し込んだ。これからの野菜栽培がとても楽しみ」と笑顔で話しました。
同農園は、農業を身近に感じてもらいJAに理解を深めてもらおうと、16年度から始め、毎年申込枠を増やすなど大人気の活動となっています。