JAは、2023年度新採用職員8人を対象に、19日から農業体験研修を始めました。石巻市福地の㈱宮城リスタ大川で、2班に分かれて6月末までに12日間研修します。
初日は、4人の職員が、草刈り鎌を使って、ハウス内の草取りを行いました。今後は、輪菊の定植、水稲苗箱の積み込み作業などを行います。
同社の大槻稲夫社長は「慣れない仕事で大変だと思うが、この農業研修をこれからのJAでの仕事に活かしてもらえたらうれしい」と話しました。
若手職員の中には農家ではない人が多いため、JAは毎年、新採用職員から入組3年目までの職員を対象に農業体験研修を行っています。入組2、3年目の職員らは7月から9月にかけて行う予定です。
同研修は実際に農作業を体験することで農家や組合員、JAに対する理解を深めてもらおうと14年度から取り組んでおり、今年度で10回目となります。