
JAいしのまき桃生町かぼちゃ部会は16日、「桃生かぼちゃ」の出荷を始めました。
今年は気温が高く、雨が少なかったことから、例年より実が大きめに生育しました。味や品質ともに良質な出来になっています。
検査に搬入された約7㌧のカボチャは、事前に各生産者が大きさや傷の程度を揃えて箱詰めしたものになります。一箱毎に開封して、実の成熟度や品質を確認した後、その場で等級付けされました。
同部会の斉藤勝夫部会長は「今年も、ほくほくで甘味があっておいしく仕上がっているので、みなさんに食べていただきたい」と話しました。
同部会は、JA管内で唯一のカボチャ部会として1979年に発足しました。1本の苗から複数ある実を間引き、たった一つの実を大切に栽培することで、品質や味、栄養価の高いカボチャを生産しています。
今年は4軒が90㌃で「くりこし2号」を栽培し、部会員が減ったことで、出荷量は昨年より2㌧減の約10㌧を目指しています。