セリ部会は7月28日、現地検討会を開き、9月に植え付けを始める親セリの生育良好を確認しました。
生産者や関係者約19人が参加。講師に宮城県農業・園芸総合研究所の職員らを迎え、石巻市河北地区の圃場(ほじょう)12か所を巡回しました。
種田を1カ所ずつ巡り、講師らが夏場の害虫防除や葉枯れ病の防除を徹底していくことを生産者に呼びかけました。植え付けは9月上旬からより順次始まります。
高品質なセリを育てるには、良い親セリが不可欠となるため、この時期の種田の管理はとても重要となります。
高橋正夫部会長は「部会員みんなで、品質の良い『河北せり』を育てたい」と力を込めます。
「河北せり」は2020年12月に国の地理的表示(GI)保護制度に登録されています。