JA河南いちご部会は8月8日、河南地区の圃場(ほじょう)3カ所を巡回し、育苗現地検討会を行いました。
部会員と石巻農業改良普及センター、JA職員ら18人が参加し、栽培管理や今後の病害虫対策について意見交換しました。
近年は秋の温暖化傾向で、定植時期が遅くなっているため、暑さ対策を講じながら苗管理を継続し、花芽分化がしっかりそろった段階での適宜定植に努めるよう、部会員の意思統一を図りました。
講師を務めた石巻農業改良普及センターの今野誠技師は「葉焼けが起きないよう、ハウスを開けて風通しをよくして防いでいただきたい」と話しました。参加した部会員は「品種によって肥料の量が違うので圃場の巡回は勉強になる」と話しました。
河南地区では「とちおとめ」「紅ほっぺ」「もういっこ」「にこにこベリー」「よつぼし」を栽培。出荷時期は1月から5月で、収穫量は昨年よりも9㌧多い92㌧を見込んでいます。