
農事組合法人たてファーム・和(なごみ)は8月21日、農業用ドローン(小型無人飛行機)を使い、6月8日に播種した大豆の病害虫防除を始めました。
ドローンに8リットルの薬剤を積載。1㌶を10分で散布でき、同日は、4㌶を防除しました。作業は9月10日頃まで続き、全部で44㌶を2回から3回実施する予定です。
今年は、天候に恵まれ、全体的に生育が進み、防除時期は例年より早まっています。
同法人の髙橋弘部長は「大豆の病害虫防除は、開花後25日頃から35日頃までに2回程度行います。播種時期や品種によっても防除回数が違ってくるので、適期防除と薬剤の選定が重要になる」と話しました。
宮城県は大豆の作付面積が全国2位。JA管内は本年度2327㌶に作付けし、4036㌧の集荷数量を目指しています。