東北一の生産量を誇る、JA桃生ガーベラ部会は10月25、26日、石巻市立桃生中学校の2年生3人を職場体験学習で受け入れました。
部会員の成澤深さんのハウスを訪れ、ガーベラの栽培方法やJAを通じて東京の市場へ送られ、販売されることを聞きました。
その後、成澤さんの指導を受けながら、1本1本丁寧に花を摘み取り、花が傷つかないようキャップ掛けも体験しました。
生徒らは「摘み取り作業の時、ガーベラをどの方向に曲げたらいいのかわからなかったが、こつをつかんだ後は楽しかった」「1本1本きれいで、色や種類がこんなにあるとは思わなかった」と話しました。
同校は、地元の職場を訪れ、体験を通して働くことの意義や喜び、自分の進路について考えることを目的に、2年生を中心に毎年職場体験を行っています。同町では6軒の農家が約1万890平方㍍(3300坪)のハウスで栽培しています。