JAやもとほうれん草生産組合は10月31日、ちぢみホウレンソウの現地検討会を開き、生育状況と今後の栽培管理方法を確認しました。
トキタ種苗の飯岡真司取締役を講師に招き、組合員16人が、東松島市内の圃場(ほじょう)3カ所を巡回しました。
今年は、9月中旬以降に播種(はしゅ)後、天候に恵まれ、順調に生育していきましたが、10月上旬の強風で軸が折れるなどの被害が発生し、壊滅的な被害を受けた圃場も見られました。
同組合の西村栄一組合長は「近年天候が安定せず栽培が難しい状況だが、良いちぢみホウレンソウを出荷していきたい」と意気込みます。
同組合は、30人が約9㌶でちぢみホウレンソウを栽培。収穫・出荷は11月中旬から始まり、12月中旬から最盛期を迎える予定です。
ちぢみホウレンソウは、東松島市が発祥の地といわれ、宮城の伝統野菜となっています。