石巻市河南地区の農事組合法人たてファーム・和(なごみ)は11月5日から、大豆の収穫作業を始めました。生育が早く進み、例年より1週間ほど早まりました。
今年は、6月上旬に雨が降ったことで播種(はしゅ)時期が分散したことや夏場の猛暑で、圃場(ほじょう)が水分不足になり、なかなか実がつかないなど厳しい状況となりました
同法人の伊藤重一組合長は「大雨や夏の猛暑などいろいろあったが、何とか収穫できて安心している。適期刈り取りし、少しでも多く、良いものを収穫していきたい」と話しました。
同法人は今年、大豆「タンレイ」と「ミヤギシロメ」44㌶で栽培し、収穫作業は「タンレイ」「ミヤギシロメ」の順に刈り取り、12月中旬まで続く予定です。
宮城県は大豆の作付面積が全国2位。JA管内は本年度2327㌶に作付けし、4036㌧の集荷を目指しています。