JAやもと蔬菜(そさい)組合は11月14日、仙台市のCOPALセラビ幸町店で4年ぶりに伝統種「仙台白菜(松島純2号)」の消費者宣伝会を開きました。
生産者3人が参加し、伝統種「仙台白菜(松島純2号)」の特徴である甘味と葉の柔らかさを消費者にPR。伝統種「仙台白菜(松島純2号)」を使った手書きレシピを配りました。
購入者からは「煮込むと葉がトロトロになると聞いた。これからの寒い時期に入るので鍋にして食べたい」「栽培が難しいと聞いたが、これからも頑張って作ってほしい」などの声が聞かれました。
同日は約150玉が店の入り口に並べられ、同組合の遠藤淳一組合長は「栽培が難しい伝統種「仙台白菜(松島純2号)」を直接消費者の皆さんに手渡し、その魅力を伝えられた、とてもいい機会だった」と話しました。
伝統種「仙台白菜(松島純2号)」は大正時代に誕生し、葉が肉厚で柔らかく、甘味が強いのが特徴です。伝統種「松島純2号」は、生産農家5軒が130㌃で栽培し、12月中旬まで出荷する見通です。