県内有数の大豆の作付けを誇るJAは11月20日、石巻市北村の河南北村倉庫で2023年産大豆の初検査を行いました。
同地区の生産者が刈り取った「タンレイ」約35㌧を検査し、粒度や水分量、形質、被害粒の有無などを確認し、2等5㌧、3等26㌧、合格4㌧となった。
今年は、梅雨明け以降の猛暑と雨の降水量が少なかったことで、例年より実が小粒傾向となりました。
JA営農部米穀課の佐藤友課長は「猛暑による高温障害の影響で品質の低下を懸念していたが、初検査では予想したほどではなかった。引き続き適正な検査を行い、1袋でも多く品質の良いものを確保していきたい」と話しました。
JA管内の23年産大豆の作付面積は、「タンレイ」「ミヤギシロメ」「タチナガハ」「すずみのり」の4品種で、2327㌶です。管内各地で随時始まり、2月末まで続く予定です。