いしのまきの園芸
ガーベラ
商品の特徴など

JAいしのまき管内の桃生地域は夏場でも比較的涼しいことから、当地域のガーベラには「茎部がしまって花保ちがよい」、「花弁の枚数が多く、全体的な充実度が高い」といった長所が生まれ、適地適作を実現し、現在では関東以北最大の生産量を誇っています。
ガーベラの調製方法は花弁箇所を揃えた手法が主流となっていますが、当地域では栽培当初から花茎基部を切り落とさない状態であった方が日持ち期間が長いことに着目し、花弁箇所を揃えず茎の基部を残した状態の『Mono Style』で調製を行っています。
採花作業は卸売市場のせり日に合わせ月・水・土曜日の週3回行い、日量20,000~30,000本を通年採花し、3月から母の日までの最盛期には1日40,000本以上になります。
出荷時間は採花した翌日の10時30分から12時までと決め、品質区分が秀品のガーベラのみ出荷するようにしています。
栽培品種
包装状態
市場出荷 ・・・ 乾式
市場外出荷(産地直送)・・・ 半湿式
栽培情報
作型
周年
栽培方法
培土・炭・ヤシ殻等を独自配合したポット+ロックウールマットの折衷栽培(桃生方式)
主要作付け品種
ミニガーベラ 約70品種(一部大輪あり)
栽培面積
110a
JAいしのまき 桃生ガーベラ部会
構成
部会長 | 西條 弘悦 |
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構成員 | 6人 |
概要
桃生ガーベラ部会は平成6年からガーベラの栽培を始め、現在は6軒の生産農家で構成されています。
暖房・遮光カーテン等を利用しながら温度管理を徹底し、害虫や病気の防除に最も気を配り、年間を通じて安定した供給を行っています。品質確認や長さの調製、小売店へ直送される専用箱への詰め替え作業を部会員全員で行っています。また、肥培管理や次年度以降の作付け品種の検討などについての話し合いを常に行い、技術課題の解決を図っています。

JAいしのまきでは、組合報「まごころ」を毎月発行しております。
「IRODORI」
地域住民の皆さんにさまざまな情報をお届けするコミュニティ紙「IRODORI」を発行しています。
