JAいしのまき

いしのまきの米

いしのまきの米の海外輸出の取り組み

カントリーエレベーターこめ太郎の仕組み

 JAいしのまきは平成30年6月27日、輸出対応型カントリーエレベーター(CE)「こめ太郎」を国内で初めて導入しました。農家の皆さんが収穫した米を乾燥調整・籾摺り・選別する通常のCEの機能に加え、精米を真空パックにする機能などを搭載した輸出米の製造対応機能を完備しています。「いしのまき米」を国内外の消費者に届ける拠点施設として活用し、地域農業の発展に貢献しています。

 CEは管内で6つ目。対象面積は550ヘクタール、最大貯蔵能力は3,713トンで管内6つのCEの中でトップの能力を備えています。

 JAが本格的に取り組んでいる米の輸出事業の拠点としての役割も担い、精米プラントには真空包装機と窒素ガス充填設備を備えています。真空パックにすることで、海外への長距離輸送でも鮮度を維持しながら輸送できます。金属探知機による異物混入の防止もでき、安全で安心な「いしのまき米」のおいしさを世界へ届けています。

荷受設備(ホッパー)

 農家の皆さんが収穫した生もみを荷受ホッパーと呼ばれる投入口に入れると、投入されたもみはワラやゴミなどを取り除く粗選機を通り、もみだけに仕上げます。その後、荷受計量機などを通り、投入された生もみの口数ごとに重量を確定し、サイロ(乾燥貯蔵設備)に送られます。

乾燥貯蔵設備(サイロ)

 サイロの中に投入した生もみを上下に攪拌(かくはん)しながら、送風装置でサイロの下から外気を送り込んで乾燥させます。より自然に近い形で乾燥されたもみは出荷されるまで、コンピューター管理で大事に保管されます。

調整プラント(籾摺機)

 最新の籾摺機(もみを玄米ともみ殻に分ける装置)を完備し、1時間当たり5トンの処理能力を有し、美しい玄米に仕上げます。

色彩選別機

 籾摺りした玄米は、色彩選別機を通し、被害粒、白未熟粒などを取り除き、さらに、石や金属、プラスチック、非鉄金属などの異物類を取り除き、安全で安心な「いしのまき米」に仕上げます。

真空包装機

 精米されたお米を「真空パック包装」し、さらに、金属探知機を通して異物の混入などを防ぎ、安全・安心な「いしのまき米」を海外に向けて輸出します。

海外へ

 JAは輸出用に「ひとめぼれ」を栽培し、「こめ太郎」で処理後、シンガポールや台湾、アメリカ合衆国のシアトル・ハワイへ輸出しています。また、輸出先の信頼性向上と取り引き拡大に向け、平成30年1月にJA職員や輸出用米の生産者らで立ち上げた「農業生産工程管理(GAP)研究会」で、ASIAGAP(玄米)とJGAP(精米)の2つの団体認証を全国ではじめて同時取得しています。

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